bamboo's diary

bambooで発信したい事や最近の情報などを載せるつもりが店長の独り言になってきてるブログですプライベートも入れ始めたからもうなんでもありですね!

酸熱トリートメントについて思うこと

酸熱トリートメントすこし調べてみました。原理としては想像ですが、髪の芯にグリオキシル酸なり酸性のタンパク質系の物を付けて繊維を強くしてる、でその定着にアイロン熱でタンパク変性が必要って感じなんですかね?
気になるのはアイロン操作や熱の与え方などの技術差が激しい施術なのかな?いうこと。経験、知識ともに豊富でないと逆に傷んでしまってダメですね 何せ強酸性ですから。というか、傷んだ部分はトリートメントが利くから良いとして、180℃のアイロン操作して、傷んでない部分はタンパク変性しないんだろうか?その後のパーマや矯正に影響はないの?

もし導入するとしたら傷んだ部分だけやってワンチャン良くなったらOK→変わんなかったら切るねーくらい自信がないです。。


真新しい技術は魅力ですが市場で信用を得られてからでも遅くないです。犠牲になるのはお客様ですし…
経験上、こういった新しい技術は縮毛矯正もデジタルパーマもブリーチもそうでしたが多分5年以内に誰がやっても効果の出る薬剤が開発されます。それを待ってからの方がより安全にお客様に提供できるし、スタッフも自信をもって行えるかなと思います。
美容師にとって熱は諸刃で、髪の芯に作用してしまうのでうまく利用すればそれこそものすごい効果があります。が、失敗した場合に取り返しのつかないダメージが残ります。最初は矯正もデジパも失敗はひどいものでした。犠牲になるのは導入決定したサロンのスタッフとお客様です。

それこそ今酸熱でにぎわってるサロン様も紆余曲折ありながら今があるのだろうなーと思います。

いろいろと言い訳がましい感じになりました。これは酸熱やらない理由になるのかな?

ただ、酸性パーマもあるし酸性カラーもあるけど酸性トリートメントも来たか!って
今までアルカリ一辺倒だった美容業界に一石を投じることが出来た!って考えるとちょっと面白い。

アルカリの膨潤軟化とアシッドの収斂硬化まで自在にできたら怖いものないですもんね!その分ダメージも多様化してきてケアにも注力していかないとついてけないかもしれない

バンブーではもともとアミノ酸トリートメントもやって酸性、アルカリ性アミノ酸も勉強してきて、その流れで酸性矯正も勉強してやってまして、かなり細かく癖の伸びを調整できるし矯正後のなじみもよく、自然なボリュームが残りますので酸熱興味があって…って方はそちらでやった方が失敗は無いです。

酸熱トリートメントもひょっとしたら、ストレートパーマよりトリートメントといった方がウケが良いからなのでは?

と考えてしまうのは勉強不足ですね。すみません

とりあえず酸熱トリートメントは引き続き定点観測をしていこうかなーと思います